【文学フリマ札幌10】に出店しました

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8月24日に開催された【文学フリマ札幌10】に出店しました。

札幌コンベンションセンター(1F大ホール)で行われました。
会場のサイズ感がすごく好きです。
机の間のスペースもゆったりとしていて、出店側は窮屈さがなくて動きやすいし、お客さん側も見て回りやすいと思う。

昨年の文学フリマに行ったとき、私と同じくらいの中年世代からシニア世代の方も多くて穏やかな雰囲気だけど活気がある感じがとても魅力的だったんです。「私も文学フリマ出てみたい!」と思い、今年さっそく実現させてしまいました。
イラストと漫画しか描けないので【文学】に該当するだろうか…という不安はありましたが出てしまいました。

私のブースはこんな感じに設営しました。
本の種類が少ないので、贅沢にスペースを使ってミニチュアで駐車場を再現してみたりしました。

ちなみにポスターを忘れて、夫に取ってきてもらいました…。久々だとダメですねぇ。
ポスターがあるとやはり目立っていいですね!
机にかける布もギリギリまで迷ったんですが、グレーにして良かった。
布はカナリヤで購入。

駐車場です。
前日はこのミニチュアセットを作るのに忙しかったです。車探しに出かけたり。笑


試し読みコーナーがあります。
私も置かせてもらってました。
このコーナーで目星をつけて来てくれる方が結構いたなぁ、という印象です。

今回は来場者数1871人(出店者463人、一般来場者1408人)だったそうで。
昨年は1428人だったとのことで増えてますねー。
現在のZINEブームが今ピークな感じがするのでこれがいつまで続くだろう…というのは気になってます。
インターネットの面白さが落ち着いちゃって、今またアナログでの表現が楽しい!というのはすごくわかる。



私自身、10~20代のころは同人誌を作ってせっせと同人誌即売会に参加していたタイプの人間でした。(オリジナル作品を少し、漫画やゲーム、アイドルの二次創作をやってました)
いわゆる創作ジャンルを手に取ってもらうことの難しさをとてもよく知っていたので、今のZINEブームには本当に驚き感動しています。
今回も野良猫マンガというオリジナル作品を持っていったわけですが、「え、こんなに売れるの!?」と20~30年前だったら考えられないくらいちゃんと売れてビックリしました。(当社比)
1冊も売れなかったら…とか、誰も立ち止まってくれなかったら…と、柄にもなく不安で悪夢まで見るほどだったので本当に嬉しかったです。
お買い求めいただいた方には心より感謝しております!

小説、エッセイ、詩など書くのが好きな方は一度文学フリマに出てみるの面白いと思います。
このブームは乗るべき!


お客さんと交わす会話がとても新鮮で楽しかった!
購入者に限らず立ち寄ってくれた人たちが何かと声をかけてくれる。
そしてビックリしたのは「行徳」に反応してくれた方が複数人いたこと。東京でもあまり伝わらない「行徳」という地名が札幌で盛り上がる。笑
出店者、来場者ともに大人が多いのも気負わないコミュニケーションを生み出してるのかも。

あと嬉しかったことは、私が出店することを知って会いに来てくださった方がいたことも。
わざわざありがとうございました!私をきっかけに文学フリマを楽しんでもらえてたらいいなぁ。



宣伝として効果を感じたのは
・事前のSNSでの告知
・文学フリマのWebカタログの更新
・試し読みコーナー
「Xで見た」と言ってた方もいたので、いいね数に反映されないところでもちゃんと効果あるのでめげずに複数回ポストするといいかも。

帰宅後、片付けを邪魔するサンタ。
このスーツケースは、入院や旅行のときに使うものだという認識があるようで前日は拗ねていたけど帰宅後は居心地良さそうに入っていました。笑



来年の文学フリマもぜひ出店したいと考えています!
(2026年7月20日開催予定)

カトウナオコ

イラストレーターとして活動しています。